宅建に2回落ちて3回目で合格した話

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離婚するかもしれない。そんな不安から始まった挑戦

離婚が現実味を帯び始めた頃、私は大きな不安を抱えていました。

もし本当に離婚になったらどうしよう。

子どもたちを育てながら生活していけるのだろうか。

当時の私は専業主婦に近い状態で、特別な資格もありませんでした。

そんな中で思い出したのが、以前から興味を持っていた不動産業界でした。

「まずは宅建を取ろう」

資格があれば就職にも有利になるかもしれない。

何より、将来への不安ばかり考えているより、今できることをやりたかったのです。

1回目の受験はあと2点

子育てをしながらの勉強は簡単ではありませんでした。

1歳と3歳の子どもがいて、自分の時間なんてほとんどありません。

それでも必死に勉強しました。

そして迎えた試験。

結果は不合格。

あと2点でした。

悔しかった。

でも同時に、「頑張れば手が届くかもしれない」とも思えました。

宅建に落ちたのに、不動産会社で働けた

実はその後、不動産会社で事務のパートとして働くことになりました。

宅建には落ちたのに、です。

今振り返ると、

「宅建を勉強していること」

「あと少しで合格だったこと」

を評価してもらえたのだと思います。

小さな子どもが2人いて、急なお迎えや体調不良もある。

採用されるか不安でした。

だからこそ、雇ってもらえた時は本当に嬉しかったです。

宅建に落ちたことは失敗だと思っていました。

でも実際には、その挑戦が次のチャンスにつながっていました。

2回目はまさかの大失敗

職場には宅建受験者もいて、情報交換しながら勉強していました。

今度こそ受かる。

そう思っていました。

でも現実は甘くありませんでした。

仕事が始まり、勉強時間は大幅に減少。

結果は1回目よりもずっと悪い点数でした。

正直かなり落ち込みました。

「去年の方ができていたじゃん」

「私は何をやっているんだろう」

そんな気持ちになりました。

3回目は覚悟が違った

3回目の受験を迎える頃には、もうこのまま家庭を続けていくのは難しい、自分で生きていく力をつけなければならないと感じていました。

だから決めました。

絶対に受かる。

今までと同じやり方ではダメだと思い、勉強方法も見直しました。

試験前日は子供の対応で寝不足にならないように、ホテルに宿泊するほどの徹底ぶりでした。

合格発表の日。結果は39点で合格。

自分の番号を見つけた時は、本当に嬉しかったです。

もちろん資格を取れたことも嬉しかった。

でもそれ以上に、

「私にもできた」

と思えたことが大きかった。

離婚問題の中で失っていた自信が、少し戻ってきた瞬間でした。

宅建がくれたのは資格だけじゃなかった

その後、実際に離婚することになりした。

人生が大きく変わりました。

でも資格があったおかげで転職活動もスムーズでした。

何より、

「私は困難な状況でも努力して結果を出せた」

という経験が残りました。

宅建がくれたのは資格証ではなく、自信だったのかもしれません。

あの時の私に伝えたいこと

離婚するかもしれない。

将来が不安。

何から始めたらいいかわからない。

あの頃の私は毎日そんなことを考えていました。

でも今思うのは、

人生は一気には変わらないということです。

まず資格の勉強を始めた。

不動産会社で働き始めた。

宅建に落ちた。

また挑戦した。

合格した。

一つひとつは小さな出来事でした。

でも振り返ると、その積み重ねが今の私を作っています。

もし今、不安の中にいるなら。

大きな答えを探さなくても大丈夫です。

まずは「今できること」を一つ始めてみてください。

私にとってはそれが宅建でした。

そしてその小さな一歩が、人生を立て直す最初の一歩になりました。

努力や経験は裏切らず、きっとあなたの人生の糧になります。

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