人生は、思い描いた通りには進まない。
今でこそそう思えますが、20歳の私は「頑張れば何とかなる」と信じていました。
そんな私の価値観を大きく変えた出来事があります。
それは、アメリカ留学中に遭った交通事故でした。
今日は、私が人生で初めて「当たり前は当たり前じゃない」と実感した出来事についてお話ししたいと思います。
もし今、離婚や仕事、人間関係などで人生が思い通りにいかず苦しんでいる方がいたら、少しでも何かを感じてもらえたら嬉しいです。
NY旅行中に突然起きた交通事故
私は20歳のとき、アメリカへ留学していました。
慣れない海外生活にも少しずつ慣れ始めた頃、旅行で訪れたニューヨークで交通事故に遭いました。
1週間意識不明。事故は年末に起きたのですが、私が目を覚ましたときにはすでに年が明けていました。
自分だけ時間が止まっていて、周りだけが進んでいたような不思議な感覚を今でも覚えています。
看護師さんに今日の日付を聞かれたとき、ちゃんと英語で答えられたのは今でもちょっとした自慢です(笑)。
留学を諦めたくなかった
事故の影響で、私は一度日本へ帰国することになりました。
せっかく掴んだ留学の機会。
こんな形で終わるなんて嫌でした。
悔しかったんです。
だから私は松葉杖をつきながら、わずか2か月後に再びアメリカへ戻りました。
今振り返ると、かなり無茶だったと思います。
でも当時は「絶対に最後までやり遂げたい」という気持ちでいっぱいでした。
頑張れば何とかなると思っていた
ところが、現実はそんなに甘くありませんでした。
アメリカへ戻ったあと、日本にいる家族の病気が発覚。
心配事が増えました。
さらに、事故で途中離脱していたため授業にも全くついていけませんでした。
もともと英語が母国語ではないのに、途中から授業へ復帰するのは想像以上に大変だったのです。
どれだけ頑張ろうとしても空回りする。
焦れば焦るほど結果が出ない。
気づけば、やる気を完全に失っていました。
それまでの私は、
「努力すれば報われる」
「頑張れば乗り越えられる」
と信じていました。
でも人生には、自分の努力だけではどうにもならないことがある。
そんな現実を初めて知りました。
人生は思い通りにならない
の経験から学んだことがあります。
それは、
人生は本当に何が起こるかわからない。
ということです。
ある日突然事故に遭うかもしれない。
大切な人が病気になるかもしれない。
一つの困難を乗り越えようとしている最中に、また別の困難がやってくることもある。
「これを頑張れば大丈夫」
そんな単純なものではないのだと知りました。
人生は、自分の思い通りには進まない。
だからこそ、自分を責めすぎなくていいとも思うのです。
離婚したこと。
仕事がうまくいかないこと。
思い描いていた人生と違うこと。
それは必ずしもあなたの努力不足ではありません。
人生には、コントロールできないことがたくさんあります。
だからこそ、今を生きる
この事故を経験してから、私の価値観は大きく変わりました。
明日も当たり前に今の生活が続く保証なんてない。
元気な身体も。
家族との時間も。
挑戦できる環境も。
すべて当たり前ではありません。
だから私は、
「いつかやろう」
ではなく、
「今やろう」
と思うようになりました。
やりたい仕事があるなら挑戦する。
会いたい人がいるなら会いに行く。
学びたいことがあるなら学ぶ。
できなくなってから後悔しても遅いからです。
おわりに
20歳の私は、留学中の交通事故によって人生が大きく狂ったように感じていました。
でも今振り返ると、あの経験があったからこそ得られた考え方があります。
人生は思い通りにならない。
だからこそ、今この瞬間を大切に生きる。
離婚も、転職も、病気も、事故も。
人生には予想もしない出来事が起こります。
でも、その経験がいつか自分を支える力になることもあります。
もし今、人生の再スタート地点に立っている方がいたら伝えたいです。
思い通りにならないことがあっても大丈夫。
遠回りに見える経験も、きっとあなたの人生の一部になります。
だから今日という一日を、どうか大切に過ごしてください。
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